

色には無彩色と有彩色がある
この図を見てもらっても分かると思いますが、
有彩色が、赤、オレンジ、青、黄色等々
分かる通り色があるものを有彩色と言います。
そして、白、黒、グレーを無彩色と言いそれには色がない物のことを言います。
これを分かっているだけで色使いのテンプレートができます。
有彩色と無彩色の使う割合を決めよう。
Q1
このコーディネートを見ると全体の比率が無彩色で占められていますね。
このコーディネートは、全体的にまとまっており、黒の中にも軽さを出していて
オシャレだと思われるコーディネートだと思います。
Q2
次にこちらを見てみましょう。
無彩色の割合と有彩色の割合が、7:3の割合になっています。
無彩色 帽子黒 アウター黒 トップス 灰色 靴 白
有彩色 ボトムス ブルー
こちらのコーディネートは、黒ばかりを使わず、でもしっかりまとめる所はまとめていて
そこから、上に行くほど想いのですが、下に行くほど軽さを出しているいいコーディネートですね。
Q3
こちらのコーディネートを見てみましょう。
有彩色 9:1 無彩色
有彩色 トップス オレンジ色 デニム ブルー ソックス 赤 アウター ブラウン
無彩色 靴 黒
このコーディネートは、全体的にまとまりがなく、こちゃこちゃしている印象を受けます。
有彩色の割合が多いとまとまりが無くなります。
後色の種類が多いこともまとまりをなくす原因になっています。
このコーディネートは、オシャレとは言えませんね。
ファッション初心者は、無彩色の割合を増やし7:3ぐらいで
コーディネートするといいです。
色の黄金比を使いコーディネートしよう
答えを言うと2、3色でコーディネートを組むのが妥当です。
色を増やせば増やすほど、コーディネートの難易度が上がり
結局オシャレに見えないと思われるので、
多くとも3色で考えていきましょう。
ファッションには、色の黄金比というものがあります。
それが、70;25;5の比率
70=ベースカラー
25=アソートカラー
5=アクセントカラー
ベースカラーとは、コーディネートのベースとなるもの 例、無彩色、青など
コーディネートの大部分を占めるもので基本的にベースとなる色は、無彩色にすることが多いです。
主張が少ない色ですね。
アソートカラーとは、中間にある色ですね。繋ぎの役割をしているとも言えます。
これは、ベースの色次第で変わってくるのですが大事な役割を持っています。
アクセントカラーとは、差し色とも言うている色なんですが、ここで有彩色や
主張の強い色を使います。ですが全体の5パーセントなので
限られてきます。例えば、ネクタイ、靴、靴下、カバンなど
全体のコーディネートを締める役割をしています。
Q1
こちらの例で見てみましょう。
ベースカラー 黒
アソートカラー オレンジ
アクセントカラー 白
これもしっかり3色でまとめられていますね。
しっかり比率も黄金比ですね。
Q2
この例も見ていきましょう。
ベースカラー グレー 白
アソートカラー 黒 ブラウン
アクセントカラー ピンク
今回の例は、5色使っているパターンですが、色自身に役割がしっかりあって
ちゃんとまとめられています。
なぜ5色使っていてもオシャレなのか?
まず、グレーのロングコートの存在 インパクトが強いです。
これ一つでベースカラーのほとんどを担っています。
後ピンク以外はちゃんと、無彩色を使っていることもポイントです。
靴のブラウンは、コーディネートを締める役割で使われており
子供ぽさをなくすことにも使えています。
遊びのピンクのニット帽が良いアクセントになり
可愛さも入れつつ大人のコーディネートになっています。
Q3
ベースカラー ???
アソートカラー ???
アクセントカラー ???
答えは、
ベースカラー 黒
アソートカラー 白
アクセントカラー 黄色
になります。ですがこれは特殊であります。
今回この人の写真では、アウターを着ていないですが
着ている場合は、また変わります。
ですが着ていないことでアクセントのためにアウターを持っているのも
上級者の使い方ですね。外国の方はオシャレに型がなく
イヤホンを差し色に使ったり日本人よりオシャレの幅が広くて面白いです。
まとめ
ここまでで、色の種類と色の使う割合を勉強できましたね。
今回色の黄金比をお話ししましたが、2色コーデもできます。
こんな感じですね。
色を使えば使うほど、コーディネートは難しくなります。
一番最初は2色のみを使うコーディネートを試してもいいかもしれません。
今回色使いの基本となることをお話ししましたが、
どうでしたか?オシャレへの第一歩を踏んだ気しませんか?
色の使い方編は、まだ話すことが多いので、
別記事でもっと書いていきたいと思います。
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